「子育て座談会2010」
 犯罪者の罠から子どもたちを守ろう 〜
平成22年01月29日更新


 平成22年1月23日(土)に、長尾小PTAおやじの会主催による「子育て座談会2010」が長尾公民館にて開催さ
れました。これまで子どもの教育について、家庭でのしつけについて等、毎年様々なテーマに取り組んできた「子
育て座談会」ですが、今年は「犯罪者の罠から子どもたちを守ろう」というテーマをもとに皆さんで色々な意見交換
を行いました。
 小学校の先生8名、おやじの会会員13名、長尾小父兄5名と多数のご参加を頂き、学校側からの意見、家庭
からの意見が多数出され有意義な座談会になったものと思っております。

子育て座談会2010

日時:平成22年1月23日(土) 19:00〜20:30
場所:長尾公民館

1. 開会のことば
   ・東おやじの会会長
   ・寺崎校長先生
   ・福田PTA会長

2. 資料DVD上映・・・『狙われる子どもたち』 (株)人間と歴史社編
   (約45分)

3. グループディスカッション・・・保護者と先生の意見交換
   (約30分)

4. 閉会のことば

<配布資料>
  ・座談会次第
  ・危機管理意識チェックシート
  ・防犯のポイント
  ・座談会アンケート
  ・フリーメモシート


      

 最初に福岡市立図書館よりお借りしてきた『狙われる子どもたち』という題のDVD上映がありました。
 子ども達が巻き込まれた事件等から数点の事例を取り上げ、子ども達が事件に巻き込まれないためにはどの
ような対策が必要なのかという点について解説がされております。
 中には重い内容であったり、ちょっと行き過ぎではないかといった対策などもあり、皆さんの反応も様々だった
のではないでしょうか。

 上映後、4班に分かれて”子ども達が犯罪に巻き込まれないためにはどういった対策が必要か”についてグル
ープディスカッションが行われました。

      

 下記にいくつか出た意見をご紹介いたします。

<<学校から>>
子どもに直接指導していること
 ・学校内でも学校外でも1人きりになることを避ける。(兄弟、友達などと一緒に行動する)
 ・下校時を揃える。(週2回は一斉下校するようにしています)
 ・危ない場面、危険な体験をした場合には先生、親などに知らせる。
 ・自分の身は自分で守る。
 ・危険な目に遭ったときは大きな声を出す。逃げる。(声を出すと体の緊張が解けるそうです)
 ・校内でも1人でトイレに行かせないようにしている。
 ・友達・人との関わりを多く持ち、大事にしていく。
先生方が行っていること
 ・長期休養中、下校時に校区パトロールを行っている。
 ・校長先生、教頭先生、教務主任による校内パトロール(空き教室、体育倉庫裏など)
 ・地域のスクールガードの方々も朝の安全確認をしてくれている。

<<家庭・保護者から>>
 ・各家庭に長尾校区危険マップが配布されているはず。それを親子で見ながら確認している。
 ・遊びに行く時など1人で行動させない。
 ・子どもだけで家にいる時は、応対に出ない、電話に出ない。
 ・明るい時間に帰宅させる。夏:18:00まで、冬:17:00まで。
 ・何かあった場合のためにお父さん、お母さんの電話番号を教えておく。
 ・地域のつながり、保護者同士のつながりを強め、広げることが大事。
 ・地域全体で子どもを見守る環境を。
 ・子どもの行き先、遊び場所等は必ず聞き、親が把握しておく。
 ・子ども110番の家ウォークラリーを開催してみてはどうか。(子ども110番の家がどこにあるのか分か
  らない子ども達もいる。場所の確認のため。)

 いかがでしょうか。皆さん、子ども達を犯罪から守るために日頃から様々な対応をされているようです。
上記意見にも出ておりましたが、皆さんが一様に声をそろえて言われていたのは、”地域・学校・家庭が一体と
なって子ども達を見守る環境が大事!”ということでした。

 当おやじの会では今後もこのような座談会を開催していきます。次期開催時には、皆さんのご参加お待ち申し
上げております。

 ご多忙中のなか、ご参加頂いた皆さん誠に有難うございました。


おやじの会役員一同



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